話をしたらもっと教えろと

じいちゃんよ?この間彼女にヒフミドの事教えてやったら、えれー喜んでた。ありがとうなっ。

それでさ、他にばあちゃんの使ってた良さげな物ってある?とか聞かれちゃってさ。何かあっか?

いや、他には思い当たらんのう・・。わしが分かるのは、ヒフミドとかいうヤツ位じゃなぁ。約束しちまったんだよ、他にも教えるってよぉ。そう言われてもなぁ、待っとれ引き出しの中見てみっから。

ほれっ、これは何じゃ?入歯洗浄剤って書いてあんだろ!そうか、じゃ違うか。おいおい、頼むよ。やっぱりヒフミドだけでした、なんて言えねぇよ。

ヒフミドだけだって問題無かろう、それだけで良いんだから。そういえば、うぐいすの糞とか話していた気が・・・え?っ、鳥のう○こかよ。さすがにどうかと思うぜ。

そんな事言ってもわしが使っていた訳じゃないから。他には?あっ、もう1つあったぞ、愛じゃ。げっ、じいちゃん昭和ひとケタのくせに、めっちゃクサイ事言うわけ?問題無いじゃろ、この口でばあさん口説いたんだぜ。くそー俺も、あやかりてぇ。